事例報告方法
事例報告について
認知行動療法の技術を身につけるためには、本や研修会で学ぶだけでなく、使用する必要がありますし、さらに使用してみて誰かに話す(SV/事例報告する)ことも必要です。
当会で事例報告する場合、もれなく事前に複数回のケーススーパーバイズが付いてきます。
事例報告に慣れていない方は、1ヶ月程度前から報告希望を表明いただけると、事例報告に必要なノウハウ、データ収集・まとめ方法などをアドバイス可能です。
事例報告者がいた場合、西川がコメンテータとして、勉強会の最後に総括コメントをさせてもらいます。
報告する事例の内容は、いかなる状況のいかなるケースでも大丈夫です。
事例報告の手順
- 事例報告したい旨、タイトル、所属、概要を、スタッフに伝える
- 事例についてパワーポイントなどのスライド形式にまとめて、CBTを学ぶ会に送る
- 学ぶ会からコメントなどが届く
- ついたコメントに従って、修正した資料を再送する
- 修正資料に、再度コメントが付く
- 繰り返し
- 発表当日
FAQ
- Q:初めてでも発表できますか?
- →A:初めての方にも優しく指導します。発表用の雛形スライドを送らせてもらいますので、それに従って事例をまとめてみてください
- Q:いつまでに資料を出せばよいですか?
- →A:1ヶ月前から2週間前までにお願いします
- Q:パワーポイントを持っていないのですが、どうすればよいですか?
- →A:グーグルドキュメントのGoogleスライドなど、無料ソフトをお使いください
- Q:パワーポイント以外でも発表できますか?
- →A:可能です。動画や逐語などの発表もお待ちしています
- Q:よそで発表した事例でも大丈夫ですか?
- →A:学会発表前の点検や、後の使い回しなどでも発表できます。色々な角度から意見が集まるので、楽しいと思います
- Q:事例発表の許可は必要ですか?
- →A:本人(未成年の場合は保護者も)からの自筆の許可、ならびに所属機関からの口頭の許可が必要です
- Q:倫理委員会を通す必要がありますか?
- →A:当会側にはありません。所属機関の指示に従いください
- Q:厳しいことを言われるのではないかと怖いです
- →A:皆さんだいたいそんな感じですが、誰もが通る道かもしれません
- Q:「そんなの認知行動療法じゃない!」と言われやしないか怯えています
- →A:安心してください。皆さん認知行動療法になっていません。そんなもんです