日時:3月8日(木曜日) 午後5時30分より
場所:滋賀医科大学 解剖学A講義室
講演:問題解決療法入門
問題解決療法とは、生活に支障を来すような大きな問題を客観的に把握することで、「今、ここでの解決可能な問題」を取り出して、効果的な解決方法を見つけるための心理的援助法です。これまで、国内外の効果研究にて、うつ病や不安障害などの精神疾患、がん患者や重度の身体疾患の患者と家族のメンタルサポートなどに効果がある事が証明されています。今回は、問題解決療法の研究・実践の日本での第一人者でおられる本岡寛子先生をお招きし、問題解決療法の基本的な考え方と実践について講義をしていただきます。貴重な機会ですので、ぜひご参加ください。
問題解決療法は以下の方に特にお勧めいたします:
§ がん患者さんに対する対応の幅を拡げたい
§ 医療現場で患者さんの精神的なサポートを行っていきたい
§ 自分自身(あるいは同僚・部下)がストレスを抱えており、コントロール法を知りたい
§ 緩和ケアに関わっている方
講師:本岡 寛子 先生 (関西福祉科学大学 社会福祉学部 臨床心理学科 専任講師)
2007年関西学院大学博士課程修了(心理学博士)。大阪厚生年金病院神経精神科非常勤心理士(2000年〜2006年)、みどりトータルヘルス研究所カウンセリングルーム非常勤心理士(2000年より現在に至る、2007年よりカウンセリングルーム室長)、大阪医専、兵庫医科大学等の非常勤講師を経て、2006年より現職。
座長:田中 恒彦 (滋賀医科大学地域精神医療学講座 特任助手)
主催 滋賀県 滋賀医科大学地域精神医療学講座
問い合わせ先 : 滋賀医科大学地域精神医療学講座 田中恒彦
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