社)CBTを学ぶ会 社会実装事業
一般社団法人CBTを学ぶ会では、地域における認知行動療法の社会実装のために活動をしています。
カウンセラーの派遣や子どもへの居場所、拠り所事業を行っています。
社会実装とは
認知行動療法は優れた心理療法であることは間違いないですが、なかなか実社会に普及しているとは言い難い状態です。
社会にはこころの困りごとを抱えた人が統計的には多くいますが、専門家にたどり着くことは少なく、ましてや認知行動療法は使われていません。
そこで、様々な活動を通じて認知行動療法の敷居を低くして区活動を行っていきます
- カウンセラーを地域、学校、会社、各種地域のイベントに出張・派遣します
- 子どものへの居場所、拠り所事業を行っています。
出張心理カウンセリング
カウンセラーを地域や学校、会社、イベントなどに派遣しました
- A市役所にカウンセラー派遣を行いました
- B社で惨事ストレス案件が発生した際に、カウンセラー派遣を行いトラウマインフォームドケアを行いました。
- C学校で惨事ストレス案件が発生した際に、カウンセラー派遣を行いトラウマインフォームドケアについて相談に乗りました。
- 千代神社の千代マルシェにて認知行動療法のブースを出しました。
子ども・家庭のための居場所事業
『支援が必要な子ども・家庭のための居場所事業』として、困りごとを抱えた子供やその保護者が利用できる居場所と、認知行動療法の知見を活かした活動を提供しています。
少子高齢化や働き手不足の影響から全国的に共働き世帯やひとり親家庭が増加している。さらに、不登校や、発達課題、また生活困窮家庭等、地域での支援が必要な子ども・家庭が増加している中、滋賀県内でも、公立小中学校の長期欠席者数は3991人(2023年度)と年々増加している。
また、公立小中学校・高校の暴力行為総発生件数は981件、いじめの総認知件数も9823件で共に過去最多である(2023年度)。子どもを取り巻く状況は、家庭と学校だけで対応できるような状態ではなくなっている。医療、福祉等各分野での連携はもとより、もっと生活の場に近い「地域」におけるコミュニティサービスが必要である。
心理学や認知行動療法など専門的知識に特化した者がメンバーに加わっていることで、家庭や子供や学校が抱える課題を把握し、必要に応じて利用可能なサービスに繋げる事ができる。継続して身近な存在として支援を行っていくことで、子どもたちの社会的な孤立や孤独、長期的な引きこもりや精神疾患、自殺などのリスクを減らし、そして個々の能力に応じて自分の社会的な立場を作っていくことに寄与できると考える。
これまでの活動
里山でタケノコ掘り活動を行いました。



ボードゲームカフェにてアナログゲーム大会を行いました。


ペルセウス座流星群を観に夜のダムに出かけました


