ごあいさつ

B.F.スキナー(B.F.Skinner)が行動療法という言葉を用い始めたのが1956年。
アーロン・ベック(A.Beck)が認知療法を創設したのが1963年です。

そこからおよそ40年ほど経過しました。

日本のどこかの精神科スタッフに「認知行動療法について知っている事を教えてください」と尋ねたら、どれほど答えが返ってくるでしょうか?
あるいは心療内科のクリニックで「認知行動療法を施術してください」と頼んだら、施術してもらえるでしょうか?

我が国の臨床において認知行動療法は、実質的には普及しておらず、したがって効果をもたらしていないのが現状です。

東京・大阪・名古屋などの都市圏ではたくさん人が集まり、勉強する機会も多く、勉強会を立ち上げる事もたやすいことです。
しかし困りごとを抱えた人は田舎でも、都会でも、日本全国どこにでもいるのです。

そこで、我々は認知行動療法の知恵と技術を学ぶため、そしてそれらを地域の困りごとを抱えた人々に還元するために、まず「滋賀CBTを学ぶ会」を立ち上げました。

そうしているうちに、次に滋賀の勉強会に来ていた福井の人達を中心に「福井CBTを学ぶ会」が立ち上がりました。

CBTを学ぶ会の目的は、「地域に認知行動療法を普及させ、施術を実質的に増加させること」です。
勉強会や研修会をすることは手段であっても目的ではありません。
事実として認知行動療法の施術・被施術が増えるように戦略を立ててゆきます。